私立恵比寿中学年忘れ大学芸会「エビ中のジャングル大冒険」のこと!


いっやーーーーーーーほんっっっとによかった!!!エビ中中野サンプラザ!!!これで、ようやく、心の底からわたしは「絶盤ベスト」に向き合えるって思ったな。つまり、れいにゃんのいない、いまのエビ中にちゃんと向き合えるって。おせーよ!ってね、思うけどね、1年かけてようやく、追いついてよかった、自分が、エビ中に。


サンプラザについてまずは物販。写真とハートのサイリウム買う!ボタンを押すと緑から赤、青、鮮やかに色を変えていく。ハートのサイリウム、むかーし売ってたのすごいほしかったのでうれしい(10,000円ボックスのハートのデザインはまあまあだったので購入していません)。


中に入るとBGMは「冬がはじまるよ」。談笑しながら過ごしてると「冬がはじまるよ」がリピートされる。てかリピートされてんのも気づかないぐらい談笑してたけど、歌がブレすぎてて気持ち悪くて気づいたわ、歌ってるの校長じゃないですか!!!(笑)どんな小細工(笑) しかも次にGLAYがきたので「まじかこれも校長verありかw」と思ってワクテカしてたら17時30分と相成りました。


「スターダストの、スターダストの、スターダストのエビ中です♪」が鳴るといつもはツーステップ踏みながら飛び出してくるメンバーが出てこない。なんなら「スターダストの」のとこも歌ってない。と、思うや否やステージ上階段になってる部分が光り出して、檀上にメンバーがタオルを持って登場。「揚げろ!エビフライ」だ!まったく予想外!!(いつも妹と1曲目当てゲームやってますが、わたしは「スターダストライト」か「大人はわかってくれない」、妹は「仮契約のシンデレラ」か「ほぼブラジル」と予想w) てかタオルを振り回した状態で階段を下りてくるメンバー、りななんがみんなに遅れて足元気を付けながらこわごわ降りてきたのくっそかわいかった。「エビフラ〜イ」では相変わらずあっちゃこっちゃタオル飛ばしちゃうメンバーたち。ここは全員チェックできないので推しメン凝視をおすすめですね。後ろの方に飛ばしすぎて、お客さんに背を向けてわたわたしてるぁぃぁぃかわいかったです^^


隣の人がまわすタオルの風圧を感じていると、階段スクリーンにぷよぷよみたいな水玉がぶわーっとあらわれて「エビ中一週間」。とにかくみんなほんっと楽しそう!安本さんの笑顔が、もう喜びあふれる笑顔がほんとによかったなぁ。笑顔もいいけど、歌詞に合わせてみんな表情を自然につくっててほんとかわいい。♪鬼プロデューサなんかにゃ負けないよーーー!てぁぃぁぃフェイクいれて、♪ふ〜つうの女の〜このよに、のハンドクラップはみんな胸の高さでやってるのに真山さんと美怜ちゃんは頭の上で大きく拍手してるのも、らしくってよかった。


間髪入れず3曲目、階段スクリーンに星が光とともに流れてきて「スターダストライト」。会場中にも光が舞っている。瑞季ちゃんのダンスは本当にかたちがしっかり決まって体もなめらかで美しいなあ。しかし裕乃さんのダンスも心なしかいつもと違ってみえる。意識してキレを出しているような手の動きだし、腰もしっかり入っている。さすがに、みんな気合いが入っているのなぁ。気合い入りすぎて真山さんハイタッチ失敗してたけど(笑)


「朝のチャイムが鳴りました!わたしたち〜」「私立恵比寿中学です!!」の挨拶ひとつひとつ、すべてに気合いがみなぎってる。「わたしたちの目標のひとつであった中野サンプラザでのライブが始まりましたよー」というMCがあり、いつもの自己紹介。いつもの自己紹介ながら「トップバッターで緊張しちゃうんですけど…」と、緊張で息が上がった状態のまま自己紹介を終えたなっちゃん。そのステージに立つ、彼女たちのプレッシャーを感じずにはいられない。それでも笑顔で「歴史に、伝説に残る12月15日にしたいです!」と言いりななんへバトンを渡す。わたしまーつの、をみんなでやったりななんは「中野サンプラザ、精一杯がんばります!」とひなたへバトンタッチ。ひなたの自己紹介、「おーもち、もち、もち柏木ひなた」のあとの「ハイッ!」はひな推しのお客さんが始めたことだったと思うけど(最初はひとりだった!)、なんとステージ上左側、真山さんから彩ちゃんぐらいまでみんなが「ハイッ!」に合わせてジャンプしてた(美怜ちゃん未確認)。いくらでも受け入れていくエビ中ちゃんたち(笑)。


そしてラリーのあと「大きい会場も頑張りたいと思います」と言った裕乃ちゃん、「2階のほうもちゃんと見えてますよーー!!」といい自己紹介した美怜ちゃん、気合いの入ったバージョンの「あやかのあー」をやった安本さんの自己紹介は、安本さんに「“あーーー”てやつを一緒にやってください」て言われたのでお客さん、「あやかのあー」と「あーーー」を両方言わないといけない自体になって戸惑ってた(笑)。ぁぃぁぃは♪ひろーたあいかだよぉ〜の歌すらめちゃニュアンス出ててかっけえくなってる。しかしここはぁぃぁぃ、「青年館からどれだか成長しているか、厳しい目で皆さんにみてもらいたいです」と言い放ち、自らハードルを上げていく。もちろん楽しいなかで行うこのサンプラザ公演だけど、楽しいだけじゃない、成長していくうえできっちり評価を出していきたい。彼女の意識の高さと、このステージにかける思いをぶつけられた思いで、すこし心がひきしまる。


「とっても緊張してますが、皆さんに負けないパワーでがんばります!」と瑞季ちゃん。ラストの真山さんは「持ち物検査をします!!」と、お客さんの気合いとハイテンションを確かめた。自己紹介が終わり、りななんが「それでは思う存分曲を聴いていただきたいと思いま〜す」というと、ひなたが「ちょっと待ったぁ〜〜〜!!」と叫ぶ。「段のいちばん上に穴があいてるの!!」とみんなで段のいちばん上へ。入りたがってるぁぃぁぃに、なつが「絶対あぶないやめた方がいいと思う!」と、真山さんが「ライブ中だからダメだよ〜」と制止する中、突如「鈴木行きまーす!」と、裕乃ちゃんがジャンプして穴の中へ。つられて、次々に穴へ飛び込んでいくメンバーたち。最後に残った真山さんはお客さんに「行かないで!」「行っちゃえ!」などと煽られながら穴へジャンプ。「あぁーーーーーーーーーー」ドンッという音が響いて、暗闇のなかエビ中メンバーの会話が続く。と、パッとスクリーンが付く。なんと、エビ中ちゃんたちタイムマシン(いわゆるドラえもんの)に乗ってどっか行っちゃってる(笑)。リアルタイム中継×タイムマシン映像のかけ合わせだったんだけど、安本さんが流れてくる星をつかまえようとしててなっちゃんと「やーめーなーよー(笑)」みたいにじゃれあってるの超絶かわいかった。このふたり、声が聞こえてないと思ってずぅぅっと素でじゃれあってんだから!萌え死ぬよ!!おもむろにりななんが「そうだ、おにぎりもってきたの〜」といっておにぎりを配り出す。おにぎりをむさぼるエビ中ちゃんたち(コンサート中)。おそらく中の具が違うんでしょう。ぁぃぁぃが「いる?」てな感じでひなたに差し出して、ひなたがパクッてするの超絶!!!!だったし、逆側にいた子(誰でしたか?)に「いる?」って聞いてふるふる首振って拒絶されてるシーンも超絶!!!!でした。あとずっと運転してた真山さん?にりななんが「いる?」てめっちゃ素で言ってるのをマイクが拾ってて超絶!!!!でした(本気で食べる時間じゃないんだよりななん!!!)。


そんな自由なエビ中ちゃんたちの中継が終わると、舞台にはジャングルがあらわれターザンが登場。スクリーンも階段スクリーンもすべてジャングルが映し出され、ウッホウッホした音楽(なんかジャングルっぽい)に合わせターザンがダンス。ターザンのダンスうめえ。すると…舞台そでからピンクの探検隊衣装で出てきたエビ中ちゃんたち。「ここどこ〜?」「中野サンプラザのみんなどうしてるんだろ〜?」と、はい、つまりタイムマシンに乗って遥か大昔の、原始時代に到着しちゃったエビ中ちゃんの巻!なのです。どの質問もどの不安も裕乃ちゃんの「まぁ、なるようになるさ!」でスル〜してると上から九官鳥(キューちゃん)が登場。「君たちは誰だい?」という質問に「アイ…ドル…?あ、サブドルかな?あぁ、中学生です」と答えるメンバー。キューちゃんはここにいる野蛮な連中に気をつけろという。「ここはアイドル原始時代」だと。


「お言葉ですがわたしたちはただのアイドルではありませんよ」と安本さんが反論。すると真山さんが「なんだったらわたしたちの実力をお見せしましょうか」と続き、瑞季ちゃんが「大人にはキレのないダンスと不安定な歌唱力って言われてるけど、そんなのいつだって訂正させてみせますよっ!」と、かっこよく決まったところで「仮契約のシンデレラ」!スクリーンには大写しになったエビ中メンバーの表情が。ギャーくあああわあああいいいい。「ねえ馬子〜〜〜好きなんて言えないよ〜」で客席を指さすひなた憎い!!そしてワルツになるとこ、いっつも真山さんと裕乃ちゃんがこそこそ楽しそうなのな。ずっと見てたけどこの日もやっぱ裕乃ちゃん首が後ろにカクッとなってて「あー、まだふたりでひみつ話して笑ってるんだな」と思いました。かわいいのう。続いて「チャイム!」。ラストでスクリーンが光ってエビ中メンバーがシルエットになるの超かっこよかった。間髪入れず1月リリースの新曲「梅」。正直あんまり好きな曲じゃないかな〜。サビで転調の超展開コード進行ちょっとむずい…とか生意気なこと思ってたけど、ライブだとメンバーの顔がとっても凛としててほんっとかっこいい!特に1番サビの瑞季ちゃんを中心に美怜ぁぃぁぃのスリートップ、これはむちゃくちゃかっこいいいなああ。頬を紅潮させて凛々しくラップするりななんもエモい。大サビのブレイクのあと♪咲き誇れ〜の出足が揃わないのはご愛嬌!


ここまで踊ってキューちゃんに「ちゃんと見ててくれたあ?」と詰め寄る美怜ちゃん。「ちゃんと見てたよぉ〜なかなかやるねぇ〜」と誉めれ「うわぉいっ!」と声にならない声をあげひとり本気で喜び手を叩く美怜ちゃんかわいすぎる(美怜ちゃんそれ台本や!)。「でも、そろそろやめた方がいいね…原住民に気付かれちゃうよ…」と言われるもまだ踊る続けるエビ中ちゃんたち。「オーマイゴースト?」のフォーメーションに会場がざわつく。ほんとわたしはれいにゃん転校後のキョンシーダンス、もともとのフォーメーションは美怜ちゃんがひとりでフロントに立ってたのが瑞季ちゃんと美怜ちゃんがキョンシーダンス〜ゾンビダンスをやるようになったとこがむっちゃくちゃかっこよくて好きです。あとぁぃぁぃのゾンビはガチで怖くて好きです。赤ピンクの光で本当にゾンビ然としたエビ中メンバーこわーい!と思ってると、階段あがりすぎて一段戻る裕乃さんかわええw


しかし、ついにここで原住民に気付かれるメンバーたち!キャーキャー言いながら舞台を逃げ回る、逃げ回る、逃げ回りながら大蛇を首に巻きつけるりななん、遊園地にあるパンダさんに乗ってステージを左から右に抜けてくぁぃぁぃという謎演出を経て、また会場が暗くなる。「なつー?」「美怜?わからなーい」「あやかー?」などというメンバーの声。「あれ?はぐれちゃった」という声とともにスクリーンに洞窟が映し出される。すると階段上にプッシュアップでひなたとりななんがポンッと登場!「とりあえず歌おう!」といってトリオ・ザ・インフルエンザから派生したと思しき新曲を披露。ふたりが歌ってる間スクリーンではコウモリがバッサバッサ飛んでいくのシュールでした。に、してもこの曲、サビ部分はひなたが上でりななんが下のパートを歌ってるんだけど、息継ぎなし系高音持続メロディで、あれだけ運動量あってブレずに歌い切るひなたの実力!見事としか言いようがない。ほんと素晴らしいです。


続いてプッシュアップで登場したのはぁぃぁぃと瑞季。バラード調の切ないメロディがのるミディアムポップ(ブログみると「kindness」という曲らしい)。強めのぁぃぁぃの声と優しいトーンの瑞季ちゃんの声は、重なるとちょっとでこぼこしてたけど、リズムをズラした難しいダンスに挑戦したりしてて、ふたりのダンス、足のステップをみてるだけで大満足でした。曲が終わって「おなかすかない〜?」「おなかすいたねえ」とふたりがいうと、スクリーンにカップ麺が大アップに。「あー、おれお湯入れたらすぐ食べれるやつだよぉ〜」するとプッシュアップでやかんを持ったなつと美怜が登場。心の中で「アーノルドシュワルツェネッガーか!」とオーバー30歳にしかわからない突っ込みを入れてると宇宙語のようなラップ?のあと「♪for you」と。はい、ピンクレディ「UFO」をモチーフにしたナンバーです。ヒャダイン先生…ですよね(笑)。いやー、しかしふたりとも足が長い!超人!このスタイルいい二人組の舞ってる姿をみてるだけで幸福ってモンですわ。なっちゃんが「わたしの名前はカップ焼きそば!あなたなしじゃ生きられないの!あなたの名前は?」というと、美怜ちゃんが「♪お〜湯」と(笑)


2人が終わると、スクリーンがどんどん上へ、上へ、森を超えて、木を超えて、空を映し出す。するとブランコに乗って宙に舞う裕乃ちゃんと安本さんが登場。このふたりの曲が!!!!!もう超絶!!!!!名曲!!!!!でした!!!!!安本さんが歌めちゃくちゃ歌いのは言わずもがな、裕乃ちゃんは自分でも「ジャイアン」て言ってるけど、確かに決してうまくないんだけど、うまくはないないけど、たまらないものがあるんだよなぁ。音はゆらゆらしてるんだけど、まっすぐなんだよなぁ。往年の、というか80年代のアイドルってこんな感じで決してうまくなかったけど、味があったと思うんですよね、裕乃ちゃんはダンスもそうだけど、ただ上手だったり、リズム感がよかったり音感がよかったりするだけが魅力じゃないってことを教えてくれますね。ほんっっっとに、彼女の歌うこの曲のAメロはやばすぎる。生誕でユーミン歌ってたけど、いま呉田軽穂がアイドルに楽曲提供するというなら迷わず裕乃ちゃんを差し出すよ!裕乃ちゃんにしかあのニュアンスは出せない!彼女の歌声には太陽も月も黄昏も宿っているのだ!もちろん安本さんも、宙に浮いてる状態であれだけ感情を込めてニュアンスを歌えるのさすが。エビ中ボーカロイド返上です。ふたりの声はとてもやわらかで優しくて、スクリーンの空がどんどん夕日で赤く染まって夜が落ちていく、そのマジックアワーを美しく彩ってくれました。はー、至福。


するとソロで真山さんが登場!はっちゃき娘がジャズをスウィングしてシャウトして、真山さんは本当に女優だなぁ。どんなふうでもサマになる。マイクの持ち方、視線、間奏中にいれる溜息、舌打ち、いままで見たことない真山りかでした。歌い方ももーーーかっこよすぎて、まだまだまだまだではあるけど、真山さん、本当にジャズシンガーにだってなれちゃうんじゃないかなって思わせる、堂々とした歌いっぷりでした。


歌い終わって酔いしれてる真山さんの周りにエビ中メンバーがわらわら集まって「ねえ、気持ちよく歌ってるとこ悪いんだけど…」と瑞季ちゃん。はっ、気づけばすっかり原住民に囲まれてる!エビ中ちゃんピーンチ!しかし「でも新曲歌っちゃおうよ〜」と意に介さず、パクチーの歌。こ、れ、が、またくそかっこいいんですけどー!かっこいいんですけどー!てか中野サンプラザって音がめちゃくちゃいいの!いいっていうか、クラブ仕様というか、低音が上からズンズン内臓に降りかかってくるのね。まさに音を体中で浴びてるようなイメージ。圧もすごい。そんな音響下でパクチーの曲、4つ打ちに一小節内でセンテンス区切りまくった高速マイクリレー(と、思われる。もう見た目では判別できなかった。スクリーンのカメラも追いついてなかったし)は大音量で抜群に踊れる完全フロア仕様。ダンスフォーメーションもかっこよかった!これサンプラザで聴けてよかったなぁ〜。「どんどん歌って踊っちゃおうよ!」と、さつき が てんこもり先生の「ほぼブラジル」!ぎゃー超大好き!これもサンプラザの音響で聴けてありがてえ〜!もはやノリノリで踊り出す原住民の皆様!安本「めっちゃ楽しいね」美怜「楽しい!!」キューちゃんも「君たちには恐れ入ったよ!」と大絶賛!いえー、みんなハッピー!てか美怜さんふつーに「キャー!」みたいな感じで原始人に手ェ振ってたけど、いまコンサート中や!(原始人さんシカト)


ところが!!!!!!突然ゴゴゴゴゴゴゴという地鳴り「え、ほんっとに何?ほんっとに何?」と素でびびってるなっちゃん。に、抱きつく美怜ちゃん。2人にくっついてダンゴ状態になってるぁぃぁぃ。今度こそ本当にエビ中ちゃんピーンチ!りななんと安本さんもくっついてる。瑞季ちゃんはひなたにぐんぐん肩を寄せ付けてる。キューちゃんが「このジャングルにはもっともっと恐ろしい化物が住んでるんだった…!!」と恐れるラスボス登場。「お前らに天罰を与える」というラスボスに本気で怖がるエビ中メンバー。に、対して真山さんが「ビビってねぇ〜〜し!!」と言うと「ちょっとぉw」みたいな感じで突っ込んでる様子の裕乃ちゃん。2人余裕やな(笑)。すると「パンッ!!!!!」という発砲音。これね、文字だけで「パンッ!!!!!」みると大したことないって思うでしょうけどね、これそーーーーとーーーーな大きさですよ。運動会の鉄砲の300倍ぐらいの発砲音ですよ。耳いってえ。あんなのエビ中ちゃんたち至近距離で、でもいちばんおもしろかったのは直前まで余裕でいた裕乃ちゃんが「パンッ!!!!!」の途端あまりにビックリしてその場でくるっとターンしてちょっと冷静になって「ハハ、ないわー」みたいな顔で下向いて笑ってる姿ね(笑)。これねー、ぜひDVD化された暁にはぜひみんなにチェックしてほしいわあ。あんな機敏な裕乃ちゃんみるの初めてかもしれない(笑)。


そんななかでも「大人しくなんかしてられない!」と歌い始めるエビ中ちゃんたち。「いまので目が覚めたぞ!」と裕乃ちゃんが発言して、「ロックリー」「売れたいエモーション!」「ティッシュ」と、みんなが歌って踊れる3曲畳み掛けて会場全部のテンションをさらに&さらに上乗せお客さんのハイテンションもフルスロットルだだ漏れ状態!そして暗転。ラスボスが「石でできたわしの体が、わしの心が割れていく…」と独白。


「フレ!フレ!サイリウム」のイントロと同時に、ハートのサイリウムに点灯。冒頭お伝えした通り、このサイリウムはボタンを押すと赤から緑、青、ピンク、と鮮やかに色を変えていく。つまり、9人のサイリウムが、同じ時間、同じタイミングで、同じように色を変えて、暗闇を舞っているのだ。なんという美しい演出。ひとりできなくて泣いたこともあったろうし、くじけたこともあったろう、でも、いま、9人みんなでこのステージに立って、歌って、踊っているのだ、という奇跡を痛感せずにいられない。「夢見る少女だった頃に見た 大きなステージで踊る先輩たち(ぁぃぁぃ)」「わたしもいつかあの場所に立つと心に誓った夢のプロローグ(美怜)」という歌詞に、思わず9人の姿を重ねてしまう。美怜ちゃんなんか、ももクロ中野サンプラザでゲスト出演したとき、このステージ上で泣いちゃった女の子だよ。そんな女の子が、そんな歌詞をなぞって、いま、このステージに立って、一生懸命歌って踊っているという現実に、たまらない感情がこみあげてくる。



感動しちゃったラスボスからサイケデリックな光が射して、キューちゃんが「君たちは世界を変えちゃったんだな」という。最後にラスボスが「君たちの名前は?」と聞くと、9人みんなでその名前を放つ。「私立恵比寿中学です!!」。するとアシッドな光は徐々に白い光へと変化し、ステージが光につつまれる。光を浴びながら、出演者全員での「頑張ってる途中」。こーれーーーがーーーー!もうさぁ、アイドルのコンサートをして「多幸感」て言うと怒られるんだけどさぁ、正直こんなもん多幸感でしょ、っては思います。だってドラッギーじゃん。多幸感=興奮や薬物により、精神が一時的に昂揚し、強い幸福感を覚え、健康を感じる状態。 というのであればこの絵以外どこにあるか。毎日毎日、朝、会社の最寄駅について「はー、今日も仕事まじでやだもうやだ死にてえ」って思ってさぁ、「よし、今日死ぬ前に1曲聴こう!」つって駅から会社までの5分でアイドルソングを聴くんだよこちとらね。そんなの完全に薬物なんですよ。劇薬なんですよ。より強いドラッグを求めてコンサートに行くんですよ。例え儚くとも、夢のように甘く美しい非日常を求めて集うんですそこに、少なくともわたしは。



まぁごたくは置いといて、ほんと、目の前にある景色の幸福感は凄まじいものがありました。エビ中ちゃんたちが歌って踊ってて、原始人も一緒に踊ってて、キューちゃんも出てきてみんな出てきてお客さんが「え び ば で!!!!!」叫んで、♪頑張ってる途中〜!てね、超泣いちゃったよね。なんなんだろ、あれは。わたしはライブで心がひとつにとか鬱陶しいし、コールとかぜんぜんできないし、踊るのも手拍子するのも抵抗があってなかなかできなくて、自分がそんなだから、客に一体感を強要しないでくれー!というのはどのライブでも思うこと。でも、エビ中メンバーのエネルギーに触発されて、グルーヴに巻き込まれて、ただハッピーを体現してる目の前の景色が、喜びに満ち溢れた世界の一片が、あまりにけがれなく思えて、なんか泣いてしまった。世界を愛していいのだ、と思ってしまった。それは「世界を変えちゃったんだね」という言葉で表わされることかもしれない。所詮は茶番で陳腐だって知ってるけど、その茶番に踊らされてていいのだ、と思えた瞬間、目の前が希望でひらけていく。それをわたしは感動といいたい。それを体験するために、ライブやら演劇やら映画やら、に足を運んでいるわけであります。


わたしはこのライブに来る前に「じゃあ・ベストテン」のアンコールの「仮契約のシンデレラ」を何度も見てて、美怜ちゃんがコンサートを終わらせたくない一心でいきなり「もう1曲歌いたーーーい!!」て言い出して、周りの大人たちが巻き込まれて最後に歌った仮契約。ぁぃぁぃは側転入れるし美怜ちゃんは「だって、女の子だもん」を「だって…みんな大好き〜〜〜!!!」と叫んで、あの安本さんですら「きょうはよかった!はい、おつかれちゃーん!」からの「やった〜!」ね、あんな奇跡的な瞬間があるのか、と。あれを超えるものじゃなきゃ中野に行く意味ねえぞと。ぁぃぁぃが最初に言ったように「厳しい目で」みようとしてたわけです。だけど、「頑張ってる途中」がほんとに凄すぎて、ただただ凛々しく、美しく、しあわせを撒き散らして輝きながら舞う彼女たちの高揚感に酔いしれました。最後の「えびばで」でスクリーンに花が舞い、まさにドラッギーでサイケデリックで多幸感につつまれたまま大団円。ふわぁ凄かった。


「ジャングルに響け〜アンコール!(←修正しました!)」「アンコール!アンコール!」てなっててもしばらく呆けてたね、事の凄さに。しばらくアンコールの拍手に包まれていると、ebitureの新しいやつが流れ出す。階段上にMXフォーメーションのシルエットでエビ中が登場。スクリーンはゲタ箱になって「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」。アンコール一発目から会場フルマックス!スクリーンに「MX!」とか「トーキョー!」とかの文字が出てくるんだけど、ぁぃぁぃと安本さんのフェイク、安本さんが身体をよじらせて超長くがんばったからテロップが足りてなかった!ひなたと瑞季ちゃんのギターには「NAKANO」「SUNPLAZA」の文字が!(笑) 最後はオレンジ色の光に包まれて、メンバーがシルエットに戻って終了。すると「アッパレ!」みたいな映像とともに「えびぞりダイアモンド!」。もう2曲続けて出血大サービス!間奏のとこで真山さんと美怜ちゃんがなんか煽ってるけどテンション高すぎて言葉が聞き取れない!ラストの「わー!」で。ポンッ!とリボンが飛び出してキラキラと舞い落ちるなか、「約束」のイントロが始まる。名曲のオンパレードや〜!きょうのこのライブは、エビ中の歴史のエポックであると思うし、今日だけはほんといろいろ思い出させてくださいすみません。「約束」は小池梨緒ちゃんが転校した際、本人不在のなかセレモニーを行ったときの、梨緒ちゃん宛ての手紙を泣きながら読んで、泣きながら歌った、りななんの曲なんです、わたしのなかでは。というか、あのときほっぺを真っ赤にしてぐっしゃぐしゃに泣いていた女の子が、こんなに大きなステージで、堂々と、笑顔で、歌って踊ってる。りななんは決してダンスうまくないけどすごくすごく一生懸命に大きく舞っていて、歌もうまくないけど一生懸命に感情を理解しながら歌ってて、その一連の運動があまりにエモーショナルで、そのとき初めて美しい白い肌と長い手足に血液が流れ出すような、お人形さんが自ら生きる意思を掴んだような、そんな強度を感じてしまうのです。りななん、エモい!


歌い終え、「みんなで力を合わせてここまでこれました」と瑞季ちゃんが口を開く。「この状況のことを普通に思えてしまうときもありますが、中野サンプラザでライブができるということは、本当にすごいことなんだなぁってありがたく思います」 すると真山さんが「頑張ってる途中だから、これからもっともっと大きい学芸会だってもっともっと頑張ってる途中なんで!よくわかんないけど、もっともっとずっとずっとみんなと突っ走っていきたいです!」と続く。最後にみんなで「きょうは来てくださってありがとうございましたー!」と叫ぶと、会場が大きな拍手で包まれた。しかし間髪入れずアンコールの合唱が始まる。


Wアンコールでみたびステージに登場したエビ中ちゃんたち。階段も後ろのスクリーンと一体になってメンバー大写しで「イッショウトモダチ」ほんっとに、ほんっとにみんないい笑顔。汗まみれだし、ひなたなんか泣いちゃってぶさいくになってるけど、本当に、美しすぎてまぶしい。ひとつ成長した少女たちが魅せる表情というのは、こんなにも神々しいのだなぁ。一秒としてこの世に留まることのない少女たちのしなやかな身体は、生きている美しさをめいいっぱいに詰めて光を放っている。その、今日という日の一瞬一瞬を、できるだけ忘れないでいようと、しっかりと目に焼き付ける。


拍手と大喝采であふれる会場。を、縫ってアンコールありがとうございましたー!となつ。「ほんとにほんとに楽しかったです!たくさんのひとの前で歌って踊って、ほんとにわたしは幸せだと思います」というと、りななんが「中野サンプラザエビ中だけでコンサートができたのはほんとにほんとに嬉しいです。青年館では緊張しすぎて泣いてしまったけど、今回は泣かないで頑張れたので、ちょっとは成長したかなと思います」という。大泣きしていたひなたは「最高の一日、しあわせな時間をありがとうございましたー!」といってまだ泣き出してしまう。思わずりななんに抱きつくひなた。頭をなつが撫でている。


そんななか「次、しゃべります」と裕乃ちゃん。「わたしは手を抜いてるつもりはないけど、やる気あるの?とか聞かれてしまうこともあるので、もしあいかがエビ中の入り口というならわたしが出口になっちゃったらどうしよう!と思ってました」といい、「でも今日は私たちの…学芸会?なんだ?に、こんなにたくさんのひとが来てくれて本当に感謝しています。これからはもっと大きな会場でできるようにがんばります」と言った。


美怜ちゃんはももクロのライブ@中野サンプラザでゲスト出演したとき、あまりにたくさんのお客さんを前にしてビックリして泣いてしまったというエピソードを話し、きょうも舞台袖でひなたと上を向いて涙をこらえてたこと、でもステージに出たらみんなの声援で涙が引っ込んじゃったこと、を泣きながら、言葉を止めて、後ろを向いて嗚咽しては抑え、まっすぐに客席を向いて、すこしずつ話した。美怜ちゃん、ももクロのライブでステージ上で泣いちゃったことを反省して、その日から「もう泣かないようにします」って、泣き虫なのに本当に、どのライブでも涙を封印してきたんだよね。初めてのo-eastワンマンも、ZEPPも、青年館も、ほんとに泣かないで頑張ってきたんだよね。今日、リハで足を挫いてしまって、全力のパフォーマンスができなったという悔しさもあるのかもしれないし、自分たちだけでサンプラザのステージに戻ってきたことに対する喜びかもしれない、美怜ちゃんのその涙が、この中野サンプラザのステージでふたたび流されたという自体に、こちらの涙腺も崩壊しかける。


そんななか、泣きじゃくるひなたをりななんとなっちゃんが慰めて、安本さんは、次が自分の話す順番にも関わらず、体をすべて美怜ちゃんに向けて、美怜ちゃんを目線で労りながら、止まっては動きだす美怜ちゃんの言葉にあいづちを打っている。ぁぃぁぃや瑞季ちゃんは一緒になってうるうるしてるし、真山さんは笑顔で美怜ちゃんの言葉を噛みしめて、うなづいている。そして「これからもこの9人と、皆さんといればどんな夢でも叶えられると思いました。これからも皆さんへの感謝の気持ちを忘れずにがんばっていきたいと思います!きょうはほんとにほんとにありがとうございましたー!」と美怜ちゃんが言い終わった途端に、美怜ちゃんに近づいて言葉をかけてあげる裕乃ちゃん。なんて、なんて、みんないい子たちなんだろうか!!!このステージの上には愛しかないよ!ほんと、彼女たちのはぐくんでいる関係性に心底感動してしまった。こうやって、力を合わせてみんなでここまで来たんだもんね。本当にこの日を迎えられてよかったなぁ、と思う。


そんな余韻に浸る間もなく「楽しい毎日を過ごせて楽しいです。これからも楽しく過ごしていきたいです。私立恵比寿中学と、安本彩花ならび、安本家をよろしくお願いします!」と笑いを誘う安本さん。「いまステージから笑顔がみえてるのが嬉しいです。でも悔しいところもたくさんありました。実力が出しきれなかったのは、まだ足りなかったものがあるんだと思います。だから、もっともっとがんばれるように、これからも地に足をつけて、初心を忘れずに成長していけたらなと思います」と最後まで自分に厳しいぁぃぁぃ。「きょうこの9人でステージに立てて嬉しいです。まだまだ頑張ってる途中ですが、エビ中はまだまだこれからだと思うので、これからもこのメンバーとエビ中ファミリーで突っ走っていけたらなあと思います。たくさんの笑顔としあわせをありがとうございました!」という瑞季ちゃん。最後に真山さんが「こうしてステージに立ってるのは、スタッフの皆さん、見守ってくれる両親、そして応援してくれるエビ中ファミリーの皆さんのおかげです。皆さんの笑顔がみれることが、真山のいちばんのしあわせです。皆さんの笑顔で、真山の笑顔が生まれます」といい、「次の学芸会は、もっと大きいステージで!もっともっと、成長したわたしたちで!」と宣言。「おおおおお〜〜!!」という声が上がる中、「だといいよね(笑)」とおちゃらけ、すぐに「いや、なりますよ!これからも私立恵比寿中学を信じてください!世界中の誰もが認めるぐらいのking of 学芸会に、絶対になります!」と言ってMCを締めた。


「それでは最後にもう一回…」と瑞季ちゃんが言いかけたところで、ざわざわし出す会場。スクリーンが動き出すと、わけのわからない言語で叫び出すエビ中ちゃんたちかわええ(笑)。口々に「また????!」「なにぃ?!???」「うわぁぁーーー?」とか言っている。スクリーンに校長が現れ「今年青年館やって…」と言いかけると「ちょっと待ったああああーー!!!!」「こわーーい!!」と叫びだすエビ中メンバー。次のコンサート会場がスクリーンに映る「おぉっ!?」と「おおおーー!!!」の声が上がる。「どこどこぉ?」というエビ中メンバーの前に、バーンとテロップが出る。「おおおおおおおーーーーー!」という声が上がり、お客さんの大拍手!!「えーうっそ!」「うそー!」「うそー!!」と言い合うエビ中メンバー。校長がカレー食ってる姿で映像が終わると、大泣きして放心してるエビ中ちゃんたち。ふいにぁぃぁぃが、「彩花が涙こらえてすごい顔になっちゃってるぅ」とつぶやき、会場の笑いを誘うと、おもむろに「やったぁーーーーーーーーーー!!!!!!」と叫ぶ真山さん。「すごい!!すごい!!!」とせきを切ったように喜び合うメンバー、「泣かない」と言っていたりななんも泣いてる。安本さんは「彩花、顔みせちゃダメ!!!」とぁぃぁぃに言われてる(笑)。2013年3月31日(日)よみうりランドでの野外ライブ。最後の最後にビッグサプライズを発表し、幸せに包まれるなか、エビ中らしい本当の大団円を迎えた、のでした。






あーーーーーほんっといいものを見た!わたしは席が超絶いい席で、隣もそこまでうるさくなかったから、ほんとに快適でした。前のひとが振りコピすごすぎたら楽しめなかったかもしれないしアレなんですが、ほんっと、この中野サンプラザのコンサートがみれてよかったなって思います。よみうりランドもぜーーーーーーったいに行きたいよ!チケット争奪戦がんばらねば!