全力で君が好きだよいつでも

その一言を伝えたいだ!け!


ももいろクローバーよみうりランド、ほんっとーーーに素晴らしかったです。内容に関してはわたしの記憶をたどるよりももっとホットな段階でレポートをあげていらした以下のサイトさんをご確認いただくほうがきちんとしたレポートだと思います。


ナタリーさん
http://natalie.mu/music/news/55200


日刊サイゾーさん
http://www.cyzo.com/2011/08/post_8279.html


ので、以下は私くしの感想とゆうことでで、とにかくももクロが、口パクじゃなくて、あんなにちゃんと歌って踊ってる姿をはじめてみました。ずっとみてて不思議だったんだよね、どう考えてもあーりんとか口パクの表情じゃないっていうか、ちゃんと声出して歌ってそうなのに口パクになってるのが。ボーカルの音量の問題かなあ?後半、れにちゃんのパートで、れにちゃんがもうしんどくて声が出なくなっちゃったときとか、たまーに、うすーく、ボーカルトラックが聞こえてきた瞬間もあったから。


しかし、ちゃんと歌ってみるとほんとみんな歌上手!とくに有安の評価がぐんぐん上がってます。有安は「歌もダンスも誰にも負けないぜー!」て歌ってるわりには踊りで手を抜くとこが見えたりしててずっと評価が低かったんですが、歌ってるときの彼女の活き活きとした表情が、あまりにも幸せそうでたまらなかったです。凄まじくうまかったし!「ココ☆ナツ」の途中で、大きすぎて脱げてしまう靴をステージの後方へ飛ばし、片方靴下状態で歌いながら花道に駆けていった姿、さんざ水鉄砲を飛ばして戻ってきたら片方裸足になってた姿、そしてすかさずステージにはけて「靴が脱げちゃってえー!!!」と泣きそうになってた声(マイクが拾ってしまった)、もうなにもかもが美しい物語の一部でした。


あとCDではぜんぜん好きじゃなかった「キミノアト」、振り付きでみたらこれが本当に素晴らしくて、♪アイラーヴューのとこで小指で唇を2回タップして心の位置から手をハート型にして前に出すっていう、まあ文面じゃわからないでしょうがそういう感じの振付だったんだけど、後半の間奏のとこで、そのハートをリレーするんです。順番忘れちゃったけど、例えばれにちゃんのハートを有安が受け取って、それをまたしおりんに差し出す、しおりんが受け取ってあーりんに差し出す、あーりんが受け取って夏菜子に渡す。夏菜子は、みんなの気持ちが詰まったハートを受け取ってラストの大サビ♪発車のベルが〜鳴り響く頃〜を歌い上げるんです。そのときの夏菜子のあの表情ですよ!!あぁ、もう書いてるだけで泣けてきたよ。夏菜子…。ちょっと痩せたみたいだけど大丈夫かしら…。おばさんは心配よ…。


いやあ、でも、「キミノアト」みたいな現象が起こるのがももクロマジックだと思うんだよな。前に住所ユリナちゃんたちとももクリのDVDみてて、どの曲か忘れちゃったけどユリナちゃんが「この曲ってほんとなんでもないつまらない曲だけど、ももクロだからすごくよくなってる。そこがすごいんだよなあ〜」てつぶやいたときがあって、まあユリナちゃんがどういう意図でその発言をしたのかわからないけど、でも確実にあるんですよ、ももクロマジックって。


ツイッターでも書いたけど、わたしはライブみるときアイドルでもバンドでも、誰がどういう表情で、どういう動きで、どういう声で、弾いて歌って踊っていたかっていうのを真剣に観察してしまうので、たいがいライブ中は、掛け声とか、ペンライトを振るとか、ジャンプするとか、そういうのやる余裕がないんだけど、でもやっぱり「Chai Maxx」とか、すべてを投げ打ってやらざるを得ない、有無を言わさぬ狂気の狂喜のグルーヴがある。壮観でしたよ、あの人数の「Chai Maxx」。あのドリフがモチーフのダンス。はたからみたらさぞかし気持ち悪いでしょうね。呪術的であり祈りのような、なんかケチャみたいだなあと思った。でもやっぱり愛情ですよね。あの、ステージと客席の怒涛の愛のグルーヴを目の当たりにして、大げさかもしれないけど本気で思った、肉体で愛情を伝える方法はセックスだけではないのだなあって。



Chai Maxx
ここまで読んで「ヲタ気持ちわるーい」なんて言わせないZ!!!


前にあーりんが、神宮花火大会の次の日の日記



夕方からのライブだったのに、汗びっしょりかいて
テカテカになっちゃったけど(笑)
そんなのおかまいなしよっ(。-∀-)♪


後ろの後ろのお客さんまで、あーりんパワーが届くように
おっきく踊ることを心がけたよ(*^^*)/"


ちゃんと届いてるかな??



て書いてて泣いた。あーりんはやっぱり、ちゃんと、肉体で、運動で、伝えたい!って、そう自覚してステージに立っているんだなあと思いました。ももクロのライブは「大好きって君に伝えたい!」って感情が、その名のとおり全力の少女たちの肉体と運動からあふれ出てて、それを受ける客席も同じように「こっちこそ愛してるZ!!!」って気持ちを肉体と運動で伝えようと精一杯で、そのとてつもないピュアで誠実でイノセントな美しい相互関係だけで成り立っているような、そんな時間なのだと思います。【全身で!全霊で!感情で!本能で!感動に答える】って「D'の純情」の歌詞大好き。


もちろんわたしもそうだけど、「一緒に踊ったり声援とかほんと無理〜」って方もいらっしゃると思いますが、だからって誰も責めたりしないし排他的な雰囲気いっさいないし、そうそ、この日もサイリウムくれたファンの方がいらしてありがたかったです。ももクロのファンのひとで悪い人はいない!これほんと実感してる!ちょっとでも興味のある方はぜひぜひ生の少女たちの美しい瞬間に触れてみてほしいなって思います。「いますごい流行ってるし盛り上がりすぎてて嫌だから距離を置きたい」とかいう気持ち、めっちゃわかるけど、美しい瞬間はいつもあっという間です。わたしたちの永遠はいつもあっという間です。そんなふうに斜に構えてたらもったいないよー!


つうわけであと特筆すべき点は「ももクロのニッポン万歳!」、前山田先生がしっかり個性を捕まえて曲を作っていらっしゃるから、歌ってる全員がキャラ立ちして楽しそうで可愛かった。北海道のときのあーりんの【とうもろこしっ】のダンスかわいかった(とうもろこしのマネ)。あとでみんなで話してたら、みんな揃ってこの曲がこの日のベストでした。あと「スターダストセレナーデ」の大量シャボン玉。曲調と相まってすごく幻想的で夢のような演出だったし、ところどころであふれ出るスプラッシュ!夏!なぜ入り口でビニール袋が配られたかって、水から荷物を守るためだったんですね。それと、アンコールの「走れ!」で客席のサイリウムに合わせてももクロchanがポケットからサイリウムを取り出し、左右に振ったところで消えたすべての照明。黒い闇のなかでまたたく赤・黄色・桃・緑・紫、そして青の光線。幻想的な光の運動。は、いまもずっと目に焼き付いています。


最後に、さすがに全身全霊全力で踊らないとならぬ「Chai Maxx」はメンバーの口パク率が上がってたんですが、それでも♪まぶしくて、ユニフォームまで溶けそう〜を歌い切ったあーりんに大きな拍手を!あーりんの気持ちはちゃんと届いてるからねー!あーりん愛してるよー!!!