この部屋で5分の出来事

昆虫キッズの新作『text』試聴会@オーディオユニオン。機材総額1380万円!豪華!


しかしちょっと前からCDいただいて聴いてますが超かっこいいtext!メンバー全員我の強そうな昆虫キッズのそれぞれ個性がフル発揮されたフレーズが重なっては、いろんな景色があっていろんな温度があっていろんな気持ちがあって目の前をたくさんのあざやかな映像がとおりすぎていく。映像とおもっているものがじつは現実だったり。物語の奥にさらにひみつが見え隠れしてたり。かと思いきや騒ぐだけ大騒ぎしてみたり。ふとシリアスになってみたり。特に後半の流れが凄まじく切実というか、確実にマイファイナルファンタジーのつづきネクストその先をみせているところが今。わたしは昆虫キッズのこういうところが大好きだ。


と思いきやにちようびのライブ凄まじくかっこいくてなんか今日のもとさんから「演奏ずたぼろだったですね!」てメールきたけどそんなもの知らんてぐあいに太陽さんなんか全員の頭のてっぺんからエクトプラズムでてましたあのひとたち。脳天からぶわーーって。あんな音はじめて聴いた。聴いたつうか体感した。一音めで吹き飛ばされるかと思った。すげかった。佐久間さん腕溶けて死ぬんじゃなかろうかと思った。のもとさんの演奏はより解放されてロックでしなやかで、ひやむたくんは美しくて凶暴だった。高橋くんのすっとぼけて煙に巻いて的確に致命傷を狙ってくる狂気。わたしは昆虫キッズのこういうところが大好きだ。


昆虫キッズに関してはもう好きすぎて自分用に書いてるから「昆虫キッズとわたし」。誰にもどこにも公表しませんが、とか言っちゃうあたりが私の本格的に不気味なところだなとそろそろ自覚しよう。いやしてるけど。てかいいじゃんね書いたって書くぐらい。とか言っちゃうあたりが私の本格的に気持ち悪いところだなとそろそろ自覚…(エンドレスループ


あ、そうだ、いま出てるQJ誌にキセルの記事かかせていただきました。ありがとうございますです。キセルの新作『凪』ほんとにいい。音の粒子に赦しが息づく、そんな作品だと思います。そんで同誌の最後のほうの執筆者のページのとこ、昆虫キッズの高橋くんに似顔絵描いてもらいましたのでぜひみなさんご覧になってください高橋くんの絵心を。高橋くんどうもありがとうございましたー。


そんなわけで次は今週末7月2日(金)三軒茶屋グレープフルーツムーン!みんなでゆこお!