最高にアホらしく笑えてスリル満点の夢にしよう

誘われてないけどママといもうととやきにく食べいった。就職祝いかな。かんぜんに空気よめてない姉。あさちゃんおめでとお。


それにしても大久保のやきにく屋、せまい店内を行き交う店員たち、ものすごい喧騒、こっちのペースおかまいなしに勝手に肉をどんどん網にのせる店員たち、とにかくすべてがカオティックでわたしは「ああ、食べるということは戦いなのだな」と悟りました。殺して生きてるんだからそのぐらいの覚悟でいないとね。べつにベジタリアンじゃないです。


ことしの8月4日は昆虫キッズの2ndとやけのはらくんの1stと坂口恭平さんの新刊。これはそうとうエポックなことだとおもいます。なんか煮詰まってるわ〜日本〜てか世界〜みたいな空気に高速ドリルで風穴あけてくれる作品たちです。同じ時代に聴けて触れれてよかったと思える。まだぜんぶをちゃんと聴いたり読んだりしていませんが。でもなんか、ぜんぜんまだまだ胸張って生きていいんじゃんね。2010年夏。しあわせだって、大きな声でゆってやるぜはははは。


わたしは東浩紀さんのことそんな好きじゃないけど(なんかゆってることがいつも違うし追い詰められると平気で逃げるから。あと後藤和智さんを批判するのが自己防衛にしかみえないから)、でもこの話にはすごく共感します。

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「若者不幸社会」とか言うけれど、若者が怒ってるといって「若者vs高齢者」みたいな構図で話しても議論が堂々巡りで無駄。若者はそこまでバカじゃない。
だから、若者論とか世代間格差という話はやめにして、みんなで話をしよう。
日本は不幸不幸というけれど、先行世代が作ったインフラで、お金があまりなくても楽しく生きられるという面もある。それをポジティブに捉え直して、今後のことを考えよう。
また、クールジャパンとか、トヨタとか巨大企業に比べれば生み出すお金は少ないけど、文化的な価値とかシンボルは大切で、むしろそういうものを大切にする事で人は幸せになって行く。日本も文化的なものでヨーロッパみたいに自信を持つべきだ。

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「文化」なんて書くとおおげさだけどでもやっぱ文化だあね。違う人間どうしでわかりあえることができるとしたら、行き詰った生活のなかで光がさすとしたら、それができるのはメロディだったり、絵だったり、映画や漫画や小説やそういうものじゃないかとおもう。わたしは台湾で「あいどんわなだい」を聴いたときにそうおもった。大丈夫だとおもった。あの夜の希望をわすれない。