眠れない、人一倍、そんな馬鹿に捧ぐぜ夜更かし賛歌

終わらない、終わらせないキーポン
そんなぼくらのためのアンサーソング!(だと思う!) still youngなNIGHTにいつもの場所で集まってバカ騒ぎして目ェまっかにしてそして朝を迎えて我に戻っても、希望も持たず欲望を動かすだけのおれらじゃもうないんだぜベイビー。



やけのはらくんの1stアルバムは青くてキラキラしてて泣ける。夜に音楽と生きるわたしたちの高揚と刹那、踊り明かしてそしてドアを開けて朝日がまぶしいあの感覚が1枚に詰まっています。化粧ズタボロで眠くてもう無理とか思っても有無を言わさぬ太陽の光。きのうの続きの余韻と可能性に満ちた一日の始まりを。「終わらない夜」のその続きを。「うまくいくさ、大丈夫だぜ」なんて言葉ぜったい信じるもんか信じてたまるかとか思っちゃうけど、このアルバム聴いたあとなら信じれるよ。てかそれが2010年のリアルなんだと思います。昔やけのはらくんと曽我部さんが対談されてて印象深かったこれ。


やけのはら「10年前の価値観だと、平日に会社勤めをしながら音楽作っている人よりも、レコード会社に所属して給料をもらってるミュージシャンの方が〈勝ち〉っぽかったけど、いまは一概に言えないというか、それぞれのやり方があるかなって思えますね」

曽我部「そうだよね。いまはメジャーにいても大変そうだし、そこにいたからって売れるわけでもない。やっぱり90年代に無理して売ってきたところはあるからね。そのツケが回ってきてると思うのよ」


「第17回 やけのはら×曽我部の新春インディペンデント対談」
※もうキャッシュじゃなきゃみれないくさい。


平日ちゃんと会社に行って、仕事して、土日にライブなりクラブなり行って、演奏したり、DJしたり、踊ったり、はしゃいで大騒ぎして、そして朝を迎える。月曜日を迎える。たとえ信じる世界が昼間にはなくっても夜にだけ生きれるわけじゃないから、だったら終わらない夜に期待するよか「グッモーニンベイベ」つってまた1週間がんばるかいな、ってほうがいいよね。自分もそうだし、それが健全だと思う。


ま、そんなごたくぜんぶすっ飛ばして2010年のサマーアンセム!これ聴いてるとミスターメロディいきたくなるなあああ。ともだちがいないからオールのイベント行けないのよいつも。まして横浜!でも行きたい!誰か行こう!誘って!夜になっても寝たくない!