小田さくらソロイベント「さくらのしらべ」のこと!


すっかり小田ちゃん激推しです。ハロコンにて、メインメンバーと勘違いするほどの激しいダンスを、うしろの待機席でしている小田ちゃんの「ほんっとーーーーーにダンスが好きだ!!!!!!」っぷりも、そして「Help me!!」のラスト♪栄〜光〜のフェニックスポーズどセンターでのかっこよさも、そしてそこから腕をぶるんぶるん8の字に振るときにも気を抜かない足の位置の美しさも、リリース当初はフォーメーションにいなかった「One・Two・Three」イントロど真ん中でうねうねしているのも、むーーーーっちゃくちゃかっこいくて美しくって見とれてしまった!「ドッカーンカプリッチオ」はフクちゃんの♪わたしセクシ〜のエロティックがすごいけど、何気に小田ちゃんのエロさもやばいです。なんなんですかあのエロさは。わたしは皮下脂肪のついていない少女のダンスこと肉体の躍動がたまらなく好きなのですが(大人になるとボトムが重すぎる)、小田さくらちゃんの体は、肉が付き始めた少女の妖艶を体現できる唯一の踊り手だと思っている。あどけなさやピュアさを兼ねながら、エロスを放出する肉体の躍動。ほんと、モーニング娘。を見る機会があったら1分でも小田さくらちゃんを見てほしいよ。大人になったらいつまでも大人のダンスを踊れるけど、少女期のこのダンスはこの時期にしか見れないんだから!


と、いうわけで。小田さくらちゃんの初のソロイベント「さくらのしらべ」です。1回が約90人ずつの限定となるプレミアムイベント。抽選申し込みスタートと同時に1部2部の2公演とも申し込んだにも関わらずどちらも落選、しかし平日14時から開始というサラリーマン涙目の当日券予約の電話もずーーーーーとつながらない、「もうダメだ〜。仕事に戻らないと〜。あと1回かけてダメだったらあきらめるしか!」と思ったそのとき、わたしにひとすじの光が射したのでありました!「もう17時からの回しか残ってませんが…」「はい!大丈夫です!!」ということでチケットをget!その足で早退申請をおこない「さくらのしらべ」当日に備えたのでした。あ〜〜〜〜〜よかったああ〜〜〜〜(履歴を見たら約15分間、2つの電話機で100回ずつコールしてました)


それまで流れていたBGMがすぅっと消えて、どよめく会場。客席の横を通って小田ちゃんが登場。その足早さに緊張の色を垣間見る。だって、これが、小田さくらちゃんはじめての、生まれてはじめての、ソロライブですよ。いっくらいつもは緊張しないと豪語する彼女だって、そりゃあもう緊張してんだろう!と、ここまで書いて1/娘。で「ライブ前は正直まだ緊張する」と(笑)。緊張しないのはラジオだけか。なんかステージ立ってても「あまり緊張してない」って言ってるのを見た気がしてました。まま、とはいえ、こんな小田さくらちゃんが見れるのは、この第1回のみですから、ほんと1回目の当日券が残ってて神様ありがとう。1曲目はモーニング娘。の「恋ING」。を、歌う直前にマイクが拾ったブレスがもうやばかった。すぅー、と吸うその息が3回ぐらい波打ったんですよね。つまり、息すら震えてた。このうわずった息遣いで、彼女の緊張が痛いぐらいに伝わってきてしまった。そのままこわばった顔で歌う小田ちゃん。でも、ふと、紫色のサイリウムが視界に入り、ふわっと笑みを漏らす。わかんない、カメラを見ただけなのかもしれないけど、見てる限り、小田ちゃんの動きはそんなふうに見えました。MCに続いて、生まれて初めてのオーディションで歌ったという「有頂天LOVE」。「聴いてください、有頂天LOVE」と告げると客席から「おぉーー」と声が漏れる。のを聞いて、一瞬「あれ、ダメだった?」みたいな素の顔を見せた小田ちゃんきゃわ!♪ぶっちゃけこの世の終わりって〜、のとこ、振りが「有頂天な日々送ってる」方になってたけど、それも小田ちゃんらしくてラブリ〜。しかもみんなスマでやってるミックス入れたかろうに、リズムに乗りながらも静かに小田ちゃんの歌に耳を傾けている。「さくら〜!」みたいな声も上がらないしサイリウムもほどほどだし、手拍子すらも間奏部分でのみおこる。本当に、みんな小田さくらちゃんの「歌」を聴きにきてるんだなって、その気持ちがひとつになって会場ぜんぶの空気を作り上げていた感じ。素晴らしかったと思います。続いて「Be Alive」。これは言わずもがな、モーニング娘。11期オーディションの課題曲です。「Be Alive」と曲名を告げ、またも会場から「おぉーー」という声が漏れると、こんどは「へへん!」みたいな顔でニヤッとして、すぐに「やばっ!」て感じで歌に入る「Be Alive」の表情をつくった小田ちゃんきゃわ!こういう細かい動きがみれるのも90人限定という会場のなせるワザ。本当にありがたいです。そしてあの頃よりグッと感情表現が増した小田ちゃんのソロ「Be Alive」、最高でした。


曲にちなんでスマイレージのオーディションでは宮本佳林ちゃんと同じ部屋だったとか、モーニング娘。のオーディションは「つんくさんが話があるみたい」と小田ちゃんだけ呼ばれて部屋に入ったら合格の通知だったとか、興味深いMCを挟んでミキティの「会えない長い日曜日」、安倍なつみ息を重ねましょう」と続く。本当のことを言うと、ここまで「あれ?小田ちゃんってもっと歌うまくなかったか???」と思ってました、実は。いや、じゅうううぶんに上手だったんだけど、声の起伏がないというか、声に体重がのってないというか、モーニング娘。のライブで見るときの方が、ソロパートの一瞬でも「うわ、すご!」て思う迫力があったんですよね。で、「もっとうまいと思ってたなー」って。でも、きっと、緊張のせいだったんだろうな、「息を重ねましょう」からとてつもない本領が発揮されてきた。特に低音ボーカリゼイションの艶っぽさとむずかしい半音メロディの完璧な捉え方、さらにサビでのファルセットの高音の美しさ、こーれーはもう、この1曲がもっとも、小田さくらという歌い手のポテンシャルをあますことなくむき出しにしたといって過言でない。本当に素晴らしかった。本当に素晴らしかった。そして松浦亜弥「気がつけばあなた」℃-ute世界一HAPPYな女の子」ぐらいで、ようやく小田ちゃん自身もこの場所で歌うコツをつかんできた感じ。声に体重がのっかって、感情表現が豊かに、小田さくら、らしい歌い方をしてたと思います。最後の♪あのこに!ちょっと!ジェ〜ラシ〜、とかむっちゃ可愛かったわぁ。ひとりで℃-uteの「しょい」みたいなダンスやってる小田ちゃんもくっそかわいかったです。そして「モーニング娘。の歌の芯を担えるひとになるのが夢です」といった発言のあと、最後に「歩いてる」。ここへきて、この場所で歌う距離感をつかんだ小田ちゃんの声がぐんとよくなったため、歌の途中でPAさんがオケの音量を上げるという無茶を(笑)。小田ちゃんの顔にも困惑の色が(笑)。でも確かに、オケの音をあげることで、より小田ちゃんが、躊躇せずというのか、セーブせず、かな、自分にリミッターかけずに歌に集中できていたような気がします。声もよく出ていた。だから、正直言って第1回は最後の最後でやっと歌が完成した感じ。見てないけど、第2回の方は、もう小田ちゃんは最初っからこの完璧の状態から入ったんだろうな〜。彼女はそういう度胸のある子だから。だけど、この小田さくらという少女のドキュメンタリーがみれたのは、最初のこの1回だけだから、それは何にも代えがたい貴重な体験だったと思います。ほんっとーーーーーーーにみれてよかった!


最後の握手のとき、「緊張しました?」と聞いたら「はい!だいぶ!!」と言ってました(笑)。あーーー小田ちゃんかわいい!最高!大好き!!


セットリスト
恋INGモーニング娘。
有頂天LOVEスマイレージ
Be Alive−モーニング娘
会えない長い日曜日藤本美貴
息を重ねましょう安倍なつみ
気がつけばあなた−松浦亜弥
世界一HAPPYな女の子℃-ute
歩いてる−モーニング娘。