こんなふうに友達でいるのは僕は嫌だよ

ア然!



おれの麻巳子を奪った男として憎しみを募らせていたメガネデブこと秋元康ですが、こうやってうしろゆびさされ組を聴きなおしてみると完全に自分の血液になってるな、デブのフレーズが。本エントリーのタイトルは「バナナの涙」。見事じゃありません?あとはこれ。



あいつはダメなやつとレッテル貼られたって/世界で私だけはあの人を好きでいたい


て、聴いててグッときちゃうよね。当時小学生で「レッテル」の意味わかんなかったけど。あと「NENNE」の意味がわかんなすぎて、母親に「ねんねってなに?」て聞いたら「寝ちゃうんじゃない?」と言われました。小学生でも嘘だとわかるレベル。自分に一般常識が備わってないのは、このひとのせいだと恨んでいた時期が確かにありました。あとあとこれね。




「好きなのに猫舌ごころでアッチィッチのチッて」の節回しが見事!「ねっこぅじたっごっこぅろで、あっちいっちぃのぅちぃって」て、口に出してみてください。気持ちいい。跳ねてますから、言葉が。いやしかしうしろゆびすげえ。さりげないフレーズがキラリと光るんだよなあ。さすが秋元康後藤次利の黄金コンビ。の、もっとも脂の乗った時期とゆって過言でないでしょう。…てかこういうのぴあの方に書いたほうがいいのだろうか。でもぴあのサイトで秋元康をメガネデブ呼ばわりしたら怒られるよなぁ。まあ怒られるのぴあのひとだからいいけど。でも裁判になったら高井麻巳子と会えたりするのかなぁ…(念願)。


※ぴあのサイトこちらです。書かせていただいています。ありがとうございます。ようやくツイッターとの兼ね合いがわかってきたブログでしたがここへきてまた何を書いていいやらさっぱりわからなくなって参りました。


とゆうような日記を下書きして放置していたら、本日エビ中うしろゆびさされ組カバーしてて燃えた。裕乃ちゃん「間奏の間にラリーしてください。はい!」「はい!」「はい!」「はい!」「はい!」「はい!」「スズーッシュ!」「わー!」息が合いすぎてて笑った。急な依頼にも臨機応変スマートに対応するヲタのひとさすが。


しかしエビ中のライブたのしかった!!!なんなのだろうあの楽しさは!!!エビ中のライブのあとしばらくはエビ中しか聴けなくなる現象。わたしのiphoneのプレイリストはダントツでエビ中が1位です。千葉は柏の葉とゆう、かなりマニアックな場所でのライブにもかかわらずものすごい人!人!人!11時過ぎに到着したらHMVが長蛇の列で一部の優先がなくなっておりました。おいらいっちばんうしろのうしろで全体像を眺めてたょ(でも二部は200番台という糞番を引いておきながらも女性エリアに救われて最前のはじっこを確保!)


それにしてもこの日は美怜ちゃんの生誕だったんですが、美怜ちゃんへの愛を語る気持ちいっぱいで千葉までやってきたんですが、ebituneに乗ってメンバーが登場した途端に気づいた、お れ の れ い な が 髪 を 切 っ て い る…!!!!!!遠目でもその美貌が目に飛び込んできて一気にハートがえぐられました。ぐおぉおおぉかわいいいいいいぃぃい。あれいきなり前で近くで見てたら目が潰れてたかもしれない。本当に危なかった。前もってお知らせしてくれないと死人がでるよ校長。まじそっこーでエビ中券を足しにいきましたわ(CDは売り切れていました。すごい!)。


ライブ自体は久々だったってのもあってか、一部ではマイクリレーに失敗してダミーマイク(ハートのサイリウム)のまま生声で歌っちゃうなどのハプニングもありましたが、二部ではしっかり完璧に仕上げてきたし、道行く一般のお客さんも足を止めて最後まで見る率高かった。あと尺長めに設定していたMCコーナー、なっちゃんを始めみんなしゃべりが上手になったなぁと思います。それは握手してても思う。台本のときは棒読みになってるメンバーもいますが(笑)←だがそれがかわいい。


そうそうツイッタにも書いたけど「今日の日直誰ですか〜?」コーナーのお題が「ハロウィンにちなんで、これまでしたかわいいイタズラは?」ってやつだったんですが、なっちゃんが「答えたい人〜!」て言ったらみんな「はい!」「はい!「はい!」て手を挙げるのが常なわけです。そして本日、真山さんがジャンピング挙手をしていたため「じゃあジャンプまでしてアピールしてる真山!」と指したら、真山さん「え…まさか当たると思ってなかったから答えを考えてなかった…」と。


「えー…」と一同が不穏な空気になっているなか「だ、だってイタズラすると怒るじゃん!れいなとか!」とれいにゃんの肩に手を置く真山さん。すかさず「は?」といい真山さんの手を振り払って「れいなのイメージが下がるようなこと言わないでくんない?」


…たいへんに恐縮ですが美怜ちゃんの「ロマンティックあげるよ」を超えてこのシーンがおれのハイライトになってしまった。そのあと「怒るよ?ライブ中も蹴ったりしてるもんね、真山のこと」とか素で言っててまじで震えあがりましたが、わたしもれいな様に足蹴にされたいとゆう欲望を抱いたことは否めない。握手会のとき「あ、あ、あの、あとで一緒に写真とってください!!!!」て言ったら「あー、いいですよアハハハハハ」と言われました。豪快。ちなみにですが真山さんは「その節はどうもありがとうございましたっ!!!」て言ってくれました。なんとゆう優等生。なんとゆういい子…。


まあこの書きっぷりだとアレですが、れいにゃんて本当はとってもやさしいいい子なんですよ。MCの最中もちゃんとみんなのことじっくりみてフォローしてあげてるし、盛り上げようとしてるし、MC中に自分にスポットが当たってないときは水を配ったり裏方の動きを率先してやっているんです。生誕祭でケーキをもらって号泣してたのも素直さのあらわれだと思ってる。そんなれいにゃんだからわたしは大好きです。まー、でも後夜祭の「ひなたはぶりっ子だよ」が相当後を引いていますが自分(笑)。罪作りだぜ、れいな!


れいにゃんの話しかしてませんが、安本さんの、父上考案という新しい自己紹介、無駄に時間がかかってたけど愛情あふれててよかったです。安本さんかわいいなあ。生誕祭にちなんで安本さんが美怜ちゃんのいいところをたくさん挙げていて、そのとき「美怜はいつも元気だからわたしもそういうふうになれたらいいなと思う」みたいなことを言ってたのがグッときたなあ。安本さん、ワンマンのときの映像でも「学校とか日常生活でイヤなことがあっても、エビ中にくると楽しくて忘れられる」みたいなこと言ってたんですよね。もう安本さんの口からそういう言葉が出てくる自体が本当に美しいです。


安本さんはマイペースで照れ屋さんで引っ込み思案で、そういうところがマイナスイオン放出しまくりのすごい個性だと思うんですが、でもそういう自分にものすごくコンプレックスがあるんだろうなあということがはしばしで感じられて、で、ワンマンのがんばりがあるっていうのが泣けるというか、勇気をもらえる。お父さんと二人三脚でどんどんチャレンジしてるっていうのも、なんだかズッコケなんだけど、愛なんだよなあ。「ワンマン後の休みは何してた?」って質問に「お父さんとお母さんが働いてて家にひとりだったので、エビ中のライブがあるほうがいいです」て言ってました。ほんっとうにいい子です。やっぱり美怜ちゃんとかぁぃぁぃとかはね、自己プロデュースも自己表現も上手だと思う。それが魅力だし、そうやってどんどん自分を高めていってると思うし。でも安本さんとか、裕乃ちゃんとか、自分を表に出すのが苦手な子たちのがんばりだって、私立恵比寿中学の大きな魅力です。


わたしこの映像大好き。

3分27秒あたり、♪スポットライト浴びるとき〜、のぁぃぁぃの全本気をかけた歌唱と、ニコニコしながら踊る裕乃ちゃんとのコントラストね。裕乃ちゃんのダンスの軽いこと!(笑)相反するぁぃぁぃの歌の重いこと!(笑)この映像みるとほんっと笑っちゃう。でもこういうとこがエビ中のいいとこだよなぁって妹と話してました。今日のライブでも「どしゃぶりリグレット」でみんなが超絶切ない顔つきで悲しみのダンスを踊っているなか、なっちゃんがニッコニコ笑顔で踊っていて、妹と「なつが笑っておるwww」と言い合いました。こういうの「ちゃんとしろよ!」ていう方もいらっしゃるんでしょうが、わたしはこういう方がいいよ。シリアスじゃなくて笑える方が楽しいし、個性が散りばめられてたほうがいい。


帰ってきたらももクロ女祭のレポがTLに溢れていたんですが、なんか心苦しくなってしまった。有安がものすごい体調不良で、声も出ないしガタガタ震えていて、それをみんなでカバーし合った、感動、みたいなね、ツイートがね、ちょっと理解できなかったです。女の子が一生懸命がんばってる姿をみるのは好き。元気になるし自分もがんばるぞー!て勇気がもらえるからね。でも、つらくて泣いたり無理してる姿をみるのはちょっときついです。無理をがんばるで感動になっちゃったらそれ、どんどん無理合戦になってきちゃうし。ももクロのアクロバティックなダンスや運動量は確かに大きな魅力ですが、体に鞭打ってやらせることが感動なわけじゃないと思います。昔はいざ知らず、いまのももクロにはそれだけの実力が備わっていると思う。


やっぱ笑えないときついよ。だってももクリのDVD、冒頭のれにちゃん大泣き♪ずーと君をー同じ電車ーでみーるたびーに、あのうわずった歌い声ってめっちゃ笑えるもん。あとMCの夏菜子の「みんながそういうからこうなるんだからねっ!!!!」の号泣般若顔ね。あれもまじで何十回もみて何十回も笑ったなー。あと最近の話ですが、エビ中ワンマンのぁぃぁぃの「ぁぃぁぃはアイドルに向いてないのかなって思って、悩んで悩んで、もうやめようかなって思ったときもあったけど…」の大号泣。これも笑ってしまった。うしろのメンバーも笑ってた。でもねでもね、笑えるんだけどやっぱ泣いちゃうんだよね。すごい笑えるんだけどすごい泣けるんだよ。どっちの感情にもメーターが振り切れちゃうんですよ。感動するってこういうことだと思うんだけどなあ。笑えない感動は痛々しくて苦しいです。まだ高校2年生の有安が、震えながらがんばったことを、感動だなどと持ち上げたくはない。まぁ実際には見てないから、笑える部分もあったのかもしれないけど。


indies issueでエビ中の校長にインタビューさせていただいた際、校長が【川上さん(ももクロマネージャー)って本当にすごいマネージャーなんで、僕は目標にしてるんですけど…】て言ってたんですが、でも校長自身は【年頃の中学生なんで、なるべく本人たちも少しでも「おもしろい」と思えるものをやりたい。イヤイヤだけは絶対にやらせたくない。それでは誰も幸せになれないと思うんで】とおっしゃっていて。ももクロももクロZに改名するときにメンバーから大反対があったらしいという話を引き合いにしたら【その話は本当に、川上アキラという人のすごいところだと思います。でも自分にはできない】と。この話を聞いてから、なんとなく、エビ中の現場の楽しさとか平和な感じとかってゆうのは、そういう校長とかスタッフさんのお人柄も出ているんだろうなぁと思ってます。実際にちゃんと休ませてるしね、メンバーが体調不良のときは(MEGAWEBのライブの一部で「あれ、れいにゃんてもっと上手に踊れるはずだけど?」と思ってたら、二部では体調不良でお休みされていました)。同じ事務所だからとかじゃなくって、エビ中が大好きだからやっぱり比べてしまうなー。プロだからやる、じゃなくてプロだからやらない、という選択だって重要だと思うのです。ドミューンフェスの英断を思い出せー!


あれ!わたし美怜ちゃんの生誕のことほんっとになんも書いてねえ!!!!いや、美怜ちゃんは最高ですよ。美怜ちゃんの体には刹那が刻まれていますから。生命が発光していますから。