ザ・なつやすみバンドのこと

あしたは私立恵比寿中学のイベント→ザ・なつやすみバンド→昆虫キッズとゆうはしごをします。もおエビ中のことも昆虫キッズのことも書いたので、ザ・なつやすみバンドのことを書きたいと思います。



ザ・なつやすみバンド。麗しい中川さん。


と、いいつつもまだライブ2回しかみたことないし、わたしには語れる言葉などないのですが、でもとっても好きなバンドです。ボーカルの中川理沙さんが中心になって結成されたとのことですが、中川さんの作る曲がほんとうにすごい。基本的にわたしはピアノで作られる曲の、なんてゆうかな、いびつさというか、コード感のなさがすんごい好きなんですけど、その最たるものがaikoだと思ってるんですけど(かばんのサビメロとか)、中川さんの曲も、そういうピアノ作曲セオリーみたいなびっくりの自由さがありつつも、ものすごく正統派にポップでキャッチー。凄いのは、「サビメロめっちゃいい!」と思ってたらそれまだサビじゃなくってさらに良きメロディーが畳み掛けてくる、メロディの濃密さ加減。さながら、サビとゆう名の希望にむかって思いっきり噴射する水道の蛇口のよう。


さらに、ceroや片想いなどさまざまなバンドで音に息吹をふきこむMC.sirafuさんによるアレンジ力。中川さんのはちきれんばかりのメロディがバンドメンバーによって魔法をかけられ、みずみずしくそしてキラキラと、生命の鼓動を打つポップソングになってしまうのです。こんなすげえバンドがこんな小さな、地下の、空気の悪い、アンダーグラウンドな場所で音を鳴らしているなんて!とめちゃくちゃびっくりしました。どう考えてもホールで演奏してる姿しか目に浮かばない。


なんか芸術ってのは光と影の表裏一体で、光が強いぶん影も強くなるんだと思うけど、ザ・なつやすみバンドの音楽は希望しかない。とゆってしまおう。どんなにふさいだ気持ちも暗い世界も、ものすごいスピードで拭い去ってくれるような、コートを脱がすためには北風を吹かすんじゃなくって、あったかい日差しでまとってくれるような、そんな、いわゆる愛ですね。愛。愛がつまってるんだよ。まさに魔法を信じるかい?と言いたいわたし。


そんなわけであした7日(日)はザ・なつやすみバンドのライブで魔法を体験しようず!


2011年8月7日(日)@阿佐ヶ谷roji
なつやすみワンマン♪
13時半開場 14時開演 (16時過ぎくらい終演予定)
チャージフリー投げ銭制! (1ドリンク注文お願いします)
友情出演:あだくろ(あだち麗三郎+ホライズン黒岡まさひろ) / 高城晶平(cero)