あたしの日々は続くの アンタと違うの

ヒアアフター」、前列に座りすぎて始まって10分で激酔いしました。「落ち着け、落ち着け、、」と唱えながら目をつぶってみるもうわんうわん眩暈がしてみるみる手足が冷たくなり頭から汗がだーだーでてビリビリ手が痺れて喉がカラカラになり、劇場を飛び出したい気持ちとうらはらにシートから一歩も動けなくなった。ガッツのねえ俺の三半規管…。しかも音がめちゃいい映画館だったから重低音が響いて死ぬかと思った。音無理!音無理!と無の境地をシミュレーションしてまさに俺こそがヒアアフター。次に目をひらいたときには知らない登場人物が幅をきかせてたわ(マットデイモン)。まさか自分があの世をのぞき見するとわ想像もしてなかったぜ…おそるべしクリントイーストウッド


土井玄臣さんの歌を聴いてると時に関西訛りに聴こえる音があって、もちろん「尼崎の女」とか関西弁で歌ってる曲もあるんですが、そうじゃないところでふっと発音が転んだりするのがすごく興味深いです。考えてみたら東京生まれ東京育ちのわたしなどは東京弁のリズムしか体にいないけど(しかしよく「訛ってるね」といわれる。多摩訛りですか)、地方に住んでるかたは標準語/地元語のバイリンガルなわけで、おのずとふたつのリズムが体に宿ってるんだよなあ。土井さんの音楽を聴いて宇多田ヒカルを連想したのは、彼の言葉が独特のリズムを持ってメロディに懐っこいまとわりかたをしているから。言葉の意味も重要だとは思いますが、それよりも響きが歌になって輝くんだよなあ。その響きは、もしかしたらバイリンガルだからこそ生まれるリズム感なのかなあ、などと今日ちょっと思いました。で、「夜が…」て曲はそのリズムにさらなる挑戦をしかけた歌なんじゃないかしらと思います。ライブみたいなあ。わたしがいま知り合ってるなかでもっとも音楽の趣味が合うと思ってるひとに土井さん聴かせたらすごく気に入ってくれててうれしい。土井さんのアルバム『んんん』はこちらにコンタクトすると無料で送っていただけますよ。



本日のタイトル曲。言葉がメロディとコロコロころがって楽しい。でも内容は辛らつですが。


前々回?のタイトル曲です。この曲がいちばん大好き。希望の歌だと思ってます。


そうそ、aikoも独特じゃんね、言葉のリズム。これいうとさやかに気味悪がられるけど、aikoは歌ったときにすごく発揮される。てかあのベストアルバムの選曲は自分だったらぜったい作らないミックスです。聴くまではなんとも言えぬが腑に落ちない…。まあ「ジェット」についてはあのだっさいアレンジどうにかしてー!いつか録り直してー!と思ってたからちょっと楽しみです。aikoはアルバム曲シングル曲関係なしに、ジャズアレンジでセルフカバーアルバム出してほしい。そんでそのセットでツアーもやってほしいです。喉を壊してから声質がずいぶん変わったし、どんんどん歌がうまくなってるし、いまのaikoで聴きたいんだよなー。中途半端なベスト盤だすより絶対そっちのほうがいいと思うけど。ま、でもベスト盤も買うしツアーも行くよ!