君にやさしくすると損する

やーん。きのうから胸のあたりが痛むんですがこれって恋ですか。またはノロですか。もしくは結核ですか。あるいは肺ガンですか。そういやかまってちゃんのライブで負った妹の肋骨の骨折は完治いたしましたよ(事後報告)。


きのうのtempeztイベントすごくよかったな〜。てか壊れかけからしか見てないんですが、壊れかけのテープレコーダーズよかった。アシッドサイケ。音のうねりと無機質な女性ボーカル、ジメッとした男性ボーカル。ルーツ感じさせつつ00年代以降て感じが見事で楽しげでかっこいい。tempeztはパンクだと思った。ピュアパンク。硬派で男臭くてむきだし。人間勝負。ギターの方がライブ中も真黒いコート着たままでオーネットコールマンみたいやねと思ってたらセットリスト半分ぐらいのとこで突然、躊躇なくギター破壊し出してびびりました。パラダイスはなんかいろいろあるけど全体的に圧倒的。速度のはざまを体感するようなライブで、音量でなくて密度って意味で音圧に吹っ飛ばされそうでした。あとスローガン後半のカオス。あのはじめさんが歯を食いしばってきつそーでそれでも音が止まなくて体力精神力ともにギリギリのとこで鳴ってる怪音って感じで凄まじかったっす。


こないだこうたさんに「ライブ中こんなお話されてましたねー」って話をしたら、ぜんぜん覚えてないってゆってて、ああそうかライブ中って意識ぶっとんじゃうんだな〜とか思ったんだけど、またゆってたよ「母さんあんたより先に死にたい」って。ああいう感情をのせるときはそれなりの意思を持ってくるんだろうな、さぞ辛かろう。そのときに思いがけない行動をとることをどうして咎められようか。でも咎めなきゃいけないんだよなあ。それじゃあ、排除されて「ない」ことになった思いはどー落とし前つけたらよいんだろうか。などと考える。ライブハウスがきれいになって分煙がすすむのはそりゃうれしいけど、その均一化こわい。掃き溜めのなかにある気持ちはどこに逃げたらよいんだろうか。などと考える。そうゆーとこにロックをこじつけたがるくせになー。こーの支配からの、卒業〜、て死?そのための音楽じゃー


話それた。


きょうのシャムキャッツむちゃくちゃかっこいかった。先月?先々月?ツアーまわってきた成果、自主企画でぜんいん気合の入れ方が違った、等々いろいろ考えられるけどわたしは全面的にドラムの変化を思いました。1曲目「INTERLUDE」♪君の間奏で〜眠っちゃった、のあとの間奏、こっからドラム爆発で完全もってかれた。「忘れていたのさ」とかミディアム静かな曲なのに、ブラシでスタンディングで親の敵のようにドラム叩いてたな〜。個人的には「気をつけて」「渚」の流れにズキュン。名曲。ツイッターにもそっこーかいたけど終わって夏目くんに「まじかっこよかった!すげーかっこよかった!」てゆったら「ほんと?でももっとかっこよくなるから楽しみにしてて」ってサラッといわれてほんと頼もしいなこのひとたちはと思いました。「いま曲つくってるから!」て。はははは、来年が楽しみですなあ。


眠。


あしたは仕事納め。そんで昆虫キッズですよ。