正しいOLのあり方(飲み会お断り編)

妹に相談された。バイトの飲み会どう断ったらいいか。


そうですね、企業によっては新組織になるシーズン。人事異動の影響で歓送迎会が増えるかもしれません。しかし所詮は職場。お世話になった方ならいざ知らず、職場が一緒という以外に接点がない人に対して自分の大事なタイム&マネーを犠牲にしたくない、それが正直なところ。そこで言い訳チャンピオンことヘリクツGIRLチマメが皆さまに正しい飲み会の断りかたを教えてしんぜます。ペダンチックで、まわりくどいわ〜♪


「ちょっと用事がありまして……」
that'sスタンダード。もっとも無難なお断りの言葉といえます。「何の用事が?」とゆわれたら「いえ、家の事情で……」と言葉を濁せばこの個人情報保護社会、だーれも追求してきません。それでもなお追求してくるデリカシーデストロイヤーがいらっしゃったら「ごめんなさい、あまり言いたくありません」ときっぱりお伝えしましょう。毅然とした態度が大事です。後ろめたい気持ちなど微塵も感じさせてはいけません。嘘をつくときは堂々と、相手のハートを畳み掛ける気持ちで(さまざまな場面で応用できます)。


「習い事が入っている日なんです……」
今日びOLたるものキャリアアップまたは自分磨き、はたまた婚活という名の習い事が欠かせません。お料理やマナー向上、アロマテラピーや英会話、ヨガやフラダンスなどをスマートに嗜むことが日々のキラキラ度向上につながるのです。死んだ魚のような目で職場にいても出会いはめぐってきませんよ。習い事に打ち込んでいる貴方のひたむきな姿をみて、ひそかに惹かれている異性もきっと傍に……。そう、これは“飲み会をスルーしたマイナス面”を払拭できるお断り方法と言えます。


「宗教上の理由で無理なんです……」
ハイセンシティブな個人情報であるがゆえ以降の突っ込み厳禁、基本的に職場の人間と関わりたくない方にはうってつけの言葉です。ポイントは相手の肩越しをぼんやり眺めながら言うこと。必ず相手はひるみます。多少社内で浮く可能性もありますが、かえって望むところです。なんなら普段からメッカに向かって礼拝を捧げておくのも手かもしれません。その場合、食事は右手で行うことをお忘れなく。ところで私は本日、キリストが磔にされたその上半身のみがモチーフになってるネックレスをつけた女性を発見して驚きのあまり二度見ました。彼女はあのネックレスを、どのような思考で、どのような思想で、購入するにいたったのでしょうか。まさに神のみぞ知る。しかしあのネックレスさえあればこのお断りの言葉も信憑性が高まるというものです。また学会員などが寄ってこなくてよいかもしれません。ぜひ身につけてみてください。


以上、本日のOL講座でした。次回の予定は「遅刻の言い訳編(予定)」。