高速回線は光うさぎの夢を見るか?

パラダイスのライブ。
2曲目のしょっぱなでバスドラのヘッドが壊れ一時中断。THREEのスタッフのひとがガムテでなんとかしようと試みるも無理で張り直し。10分程度とまっていたため(その間別のバンド?の方がビョークのマネなどして凌いだ。まったく似ていなかったがおつかれさまとゆいたい)バンドのテンションや雰囲気やら大丈夫かなあと余計な心配しましたが、パラダイスのかっこよさは圧倒的。後半にゆくにしたがって加速する孤高のきらめきにただただ笑うしか。


前も日記に書いたけどわたしはパラダイスは純然たるロックンロールバンドだと思ってます。彼らもそれを意識してるであろう。たぶん。強い憧れとともに。で、ありながらもロックンロールに抵抗して破壊しようと、ツバ吐いて挑戦状たたきつけてる。のが、パラダイスなのかなあとか勝手に、新曲を聴いて思いました。新曲すげえかっこよかった。そして私は冷牟田くんのリフにいざなわれ、まだみたことのない景色をみる。震える。こんな景色をみてしまったら私は、これからどうやって心を震わせたらよいのかと思う。


ロックンロールバンドなんて本当は好きじゃないです。古臭いから。様式美におさまることで満足しがちだから。やっぱり時代に寄り添った音楽だと思うから、ロックンロールって。かたちじゃなくって。生きてるものだから。だから、2010年に息衝いてるロックンロールバンドが大好きなんです。


もちろんTHREEはかつて昆虫キッズのライブで知った“もっとも音がよく響く場所”を確保して観たのですが、不純なもの全部除去してまるで自分と音が真空パックされたみたいな、音の粒子にいま飛び込んでいる私!みたいな不思議な感覚を覚えました。「儚き事象」「スローガン」もうほんっとにほんとにほんとにかっこよかった!かっこよかったよー!!!!!くっそーーー!!!!!ライブハウスなんか大っ嫌い!!!だけどライブが好きだ!!!!!!


そんなわけでパラダイス次のライブは6月6日(日)三軒茶屋グレープフルーツムーン!パラダイス企画です。さて、そのフライヤが華倫変だったとゆうわけでありマウス(表題)。