死ねよ佐藤

小学生のころ近藤マッチのCMがはやっててよくイジワルな男子に「近藤〜ですッ」てやられた。すごいめんどくさかった。たまたま苗字が近藤なだけで近藤真彦とわたしはぜんぜん関係ないだろうがよ幼稚なヤツらめ、と思っていた。すっごくおとなしい子供だったから口にはしなかったけど。


小学生でもわかるんだから大半のひとはわかるだろう。まして大人ならちゃんとわかるだろう。死ねよ佐藤と全国の佐藤さんとの違いを。そもそも音楽は作品だってことを(の子さんの過去がどうであれ)。殺意なんて些細なことで生まれるし「あいつまじ死ねよ」て毎日最低3回ぐらい思うし私など中学時代を思うとリアルで殺したい女とかいるし、でもそれは心の中で押し留めてなかったことにして感情にぜんぶ蓋するんだから、歌の中でぐらい「死ねよ」って言っていいと思う。歌の中でぐらい本気で「殺してやる!!!」てぶつけていいと思う。てか歌の中でも言いたいこと言えなくなったら……ポイズン。いえ、それが音楽で芸術で文化で、そういうのが逃げ場で砦で可能性で希望なのだから、そうじゃないひともいるだろうけど、でも必要だと思う。人間らしく生きるために。まともじゃない私たちがまともじゃないままでいられるために。で、ちゃんと現実と非現実の分別もつけれるために。「歌っちゃいけない言葉なんてないと思うんです」って、前に峯田くんゆってた。私もそう思います。



だからわたしは声を大にして言いたいのです。





死ねー!!!!!!!!



ほんとは竹内くんのつくったこのCMをみせびらかしたいだけ!
かっこいーーー!!!!