愛の形見をみんなうずめて、泣いたのひとりきりで

1週間はや!
これから仕事がいそがしいくなるのでもっともっとかけなくなってそしてDISさ!俺は負けねえ!(いや負けてんだー)


おとといはパラダイスのライブ。セックスもドラッグも知らない小娘のわたしがどきどきしながら背伸びしてのぞきみる純然たるロックンロール。しびれる。新曲超かっこいい。迷いも恐れも痛みもひきつれてどこまでも飛翔していけると思う。わたしはこうたさんの歌がすきなんだけど、聴いてると千切れそうになってふるえる。


きのうはしごとで八王子にゆく。いっしょに行ったデザイナのIさんとコピーライタのYさんと「魔法が3つつかえたら何をお願いするか」をお昼時に真剣に討論。Iさんが「変身できる魔法がいい。その人の髪の毛とかを手に入れたら変身できるの。バイオテクノロジーで遺伝子を抽出してそれを‥‥」とかゆってたので「それすでに魔法じゃないですよ」と教えてあげる。大人になると余計な知識が増えて哀しいね。「変身できる魔法は優ちゃんがマミになるように別人格が現れるならいいけど、例えば蒼井優になるとかすでに存在する人に変身すると混乱が生じますよね」とか言ったら「そこは心配しなくていいと思うよ」とYさんにゆわれる。ああ私も大人になったもんだねと思う。「わたしはじゃテレポーテーションと手からビームが出る魔法と‥‥」とかゆってたらIさん(50歳)が「ずるいよ!だったら俺だってテレポーテーションがいい!!」などと駄々をこねる。男ってやつは‥‥


昆虫キッズの「シンデレラ」を聴くと夜じゅう音楽を聴いてた朝、ひとりで駅で始発を待ってるときのことを思い出すんだけど(これは私の解釈で別に曲自体はそこまで明言してない)あの曲が泣きそうなぐらい好きなのはさいごに「そしてあの娘の魔法溶けなかった」てゆうとこ。なんかすごくすくわれた気がするし32歳でも60歳になっても王子様がいなくてもハリボテの王国のことをずっと信じてたいと思う。魔法はとけなくていい。いつかとける魔法なら最初からいらない。モラトリアムを越えてドントトラストオーバー30も越えて、いま心底そう思う。


追記!
豊田さんと昆虫キッズの23日発売のアルバムのPVができてて超超超超かっこいいです!監督は「遭難フリーター」の岩淵弘樹さん。フェイクなし誤魔化しなし豊田道倫さんと昆虫キッズのロックむき出し。音楽を好きなひとがつくるPVは断然にかっこいい。


豊田道倫with昆虫キッズ『ABCD』
 〜「ゴッホの手紙、オレの手紙」



きょうのタイトルは「砂に消えた涙」。
聴くたびにほんとうにひどい男の歌だなぁと思う。
漣健司の訳詞すごい。